親子でのバイクツーリングはとてもいい経験となりますが、安全と快適さが重要です。
二人乗りをするときのルールと子供を乗せるときの注意点、ツーリングに欠かせないアイテムについて紹介しています。
二人乗りするときのルール
バイクには二人乗りをするときに以下のルールを守る必要があります。
ヘルメットの着用は必須で、前後どちらに乗る人も安全な二輪用ヘルメットの装着が義務となっています。また運転免許取得後一年経っていないとは二人乗りができません。高速道路に至っては3年以上経っていないと違反になってしまいます。他にも、足がステップに届かなくてはなりません。足が届かない子供用に、外付けできるチャイルドステップという商品が販売されていますので、小さい子供の場合は検討してみてくださいね。子供が座るスペースは適切な座席にし、しっかりと固定します。これらのルールを守ることで、安全かつ快適な二人乗りが可能です。
子供を乗せるときの注意点
バイクで子供とのツーリングを安全かつ快適に行うためには、いくつかのアクセサリーがあると安心です。
子供の背もたれとなる「タンデムシーシーバー」や「背もたれパッド」を設置すると後ろに落ちるのではないかという不安を軽減できますね。子供はバイクに乗るとよく居眠りするため、転がり落ちそうという心配がでてきます。そういう場合に「タンデムベルト」で固定して、万が一眠ってしまって手が緩んでも落ちないようにしておきましょう。できるだけ道中を飽きさせず居眠りを防ぐためには「インカム」も用意しておくといいでしょう。
子供用のバイクウェアが少ないとはいえ、バイクに乗せるときはしっかり身体を守れる服装を着せるようにしましょう。転倒時の安全性を考慮したプロテクター入りのジャケットは子供サイズではほとんど売られていませんが、アウトドアウェアで代用できます。子供が快適かつ安全にツーリングを楽しむためにはしっかりとしたプロテクター入りのウェアを着せて上げるのがベストです。
バイクツーリングに欠かせないアクセサリー
バイクツーリングでは、荷物の収納が鍵となります。バイク用のバッグやトップケースを活用することで、荷物の整理や取り出しがスムーズになります。防水性や耐久性に優れたアイテムを選ぶと、雨や衝撃から荷物を守ることができます。親子で同じデザインやカラーのアクセサリーを選ぶと、統一感があります。
バイクツーリングでは、気温や天候が変動することがあります。冬場や高地では風冷効果に注意が必要です。防寒対策として、保温性の高いインナーウェアやグローブを着用しましょう。雨具も持参することで、急な雨にも対応できます。親子で同じ防寒対策や雨具を用意すると、一体感が生まれます。
親子で楽しいツーリングをするためにも子供が快適に乗れるような準備をしっかりしてから乗るようにしてくださいね。